「春の古着入門(smart5月号)」「今カッコイイは古着MIX(street Jack)」「永久保存版! 完全無欠の古着BOOK
2010集(Samurai ELO5月号)」と、ティーンズのファッション誌を読んでいると古着特集ラッシュ。ムックも『古着MIXスタイル
2010春版』『USED
Zipper』『ヴィンテージ古着大全』と発売され、古着が注目を集めているのかな?と感じているのですが、そんな中、monoマガジンから『古着屋さ
ん』というムックが登場。結論から言いますと、ファッション誌や今年発売された、どのムックよりもクオリティーが高いです。ただのカタログではなく、読み物として充実しているといいますか、古着愛に溢れております(笑)これはオススメのムック。

<目次>
・ヘラーズカフェのラリー・マックカーハンに聞く ヴィンテージ
クロージングの魅力ってなんですか?
・聖地・高円寺。完全ショップガイド
・やったぜ!世界初のヴィンテージクローズショー
・古着について大いに語り明かそう!
・カリスマ店長が絶対に売りたくないヴィンテージ
・あの店の店長、スタッフがヴィンテージを撮る。オレならココを見る!
・出石尚三の古着屋さん巡りヴィンテージクルージング
・まだ知られていない「ベルスタッフ」という媚薬
・面白いぞ!!着こなしの+タシザン
・アウトドア・ヴィンテージの世界
・古着大図鑑
・ローテクスニーカーが僕のファッション85%
「最後に、氏自身は古着を着ないのか?という質問にこんな答えが。「アートは見て楽しむものでしょ?それにお客さんが欲しがるから自分では保持しないん
だ。僕はどんなに珍しいものでも手放すのは惜しくないからね」
ヴィンテージはファッションではなくアートと述べる、ヘラーズ
カフェのラリー・マックカーハン氏。とりあえず、正直すぎると思いました(笑)ヴィンテージは着るより見て楽しむ。わかります。ファッションとして、オ
シャレとして着るというよりも、好きなヴィンテージをいかに「自分に馴染ませるか(今風に着るか)」という感じで着ますもんね〜。
「もともと、フリーターや学生宿舎が多く、質屋さんの多い土地柄だった。読まなくなった古本を売りに出す作家、楽器を質に入れる
ミュージシャンの延長に、古着屋さんは自然発生したのだ」
こちらは高円寺の古着屋ガイドのページ。全41店が掲載されています。高円寺ってこんなにも古着屋があったのかと驚きました。
お店の特徴が商品の写真と共に紹介されているので、読むと行きたくなること間違いなし!
「編集:当時、資料も無いところでどうやって勉強していたんですか?野尻:勉強しようがなかったんで、とにかく古けりゃ何でも「50年代!」って言って、
ごまかしているみたいなところがありましたよね(笑)石川:そうそう、20年代とか30年代とか言う言葉が全然出てこない(笑)野尻:古着売っていたとき
も、結局お客さんに「これスゴイでしょ、50年代だから」(笑)って」
古着業界の関係者たちの座談会もぶっちゃけすぎていて吹きました。今の若者と昔のおじさまたちの古着への接し方の違いなんかにも言及していますが、古着
愛が非常に伝わってきます。
「服としての満足だけじゃなくて、妄想まで楽しめるというのが」。
ヴィンテージを見て。サイズがちょうど良かったりしたらどうしよう(買うしな選択肢がなくなるので)、どういう人が着ていたのだろう、どうやって資金繰り
をしよう等と妄想が膨らむそうです。愛ですね(笑)
他の記事も総じて面白いです。うんちくやカタログだけではなく、ヴィンテージの楽しみ方や古着愛にまで触れているのがいいですね。No.2は「原宿・古
着大回路」とのことですが、No.1がこのできならNo.2もきっと充実しているはず。今から非常に楽しみです。
参考多々